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さんだ教室

1月15日(月) ICTトレーニングのご報告

皆さん「ICT」と言う言葉を御存じでしょうか?
十数年前から「IT(Information Technology)」と言う言葉がよく聞かれていましたが、ほぼ同じ意味で使われます。ネットで調べてみると、ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略で、コンピューター関連の技術を「IT」、コンピューター技術の活用に着目する場合を「ICT」と区別して用いる場合もあるそうです。また国際的に「ICT」が定着していることなどから、日本でも近年「ICT」が「IT」に代わる言葉として広まりつつあるとの事です。
 
今月より、さんだ教室でもICTトレーニングを導入いたしました。
なぜ今、ICTが必要であるのか少しご説明させていただければと思います。
 
文部科学省が発行する「発達障害のある子供たちのためのICT活用ハンドブック」には以下の記述があります。
発達障害のある子供たちが示している困難さに対する支援や、障害特性を考慮した指導を充実させるツールとして、ICT(情報通信技術)が注目されています。そもそも、「ICTの活用」と言われても、どのようなものを指すのでしょうか?イメージとしては、情報の収集、編集、交換、発信をすることなどが考えられます。学校で使われている主なICTとしては、パソコン、タブレットPC、電子黒板といった機器や、プリンタ、プロジェクタ、液晶テレビ、ディスプレイといった周辺機器などがあります。これらの機器を、障害特性や発達の段階等に応じて活用することで、指導や支援を充実させることが可能です」(以上「発達障害のある子供たちのためのICT活用ハンドブック」より)
図1-vert
 
「分かった!」があって初めて障害という社会との障壁を低くし、自己選択や自己決定をしながら本当の意味での「自分らしく生きる」という事が実現できます。
さんだ教室に通ってくる理解の仕方がそれぞれ違う子ども達の「分かった!」を増やしていく事こそが、この仕事の専門性そのものであると考えます。視力の弱い人が助けとして眼鏡を掛けるように、ICTはその様々な特性に対して、今後の将来を生きる上での生きづらさ軽減を図れるツールだと思います。
 
さて、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今回のブログのメイン、ICTを使ったトレーニングのご報告です。
今回は「日本の観光地への経路を調べよう」と題して子ども達と共に行いました。ねらいとして「自分の行きたい所への行き方が分かる」「行った先での楽しみを増やす」「二人で一つのタブレットを仲良く使う」です。
※お子様のお写真は、保護者様より事前のご了承をいただいた方のみ掲載しております。
CIMG5652
まずは、有名観光地の写真を各々のタブレットの中に事前に入れて置き、その中でペアになった人同士で行きたい所を決めます。
検索サイトの「路線情報」から経路を調べて、ペアのもう一人が調べたことをプリントへの記述を行います。初めて使う人も多く、興味半分、不安半分と言った感じです。分からないところは投げ出さずにスタッフに聞いて、自発的に課題に取り組もうとする姿が見られました。
ここで、ペアでの役割を交代し、記述の人は調べる役、調べていた人は記述役にバトンタッチです。みんな一つの物を上手に使えています!
一通り課題を調べ終わったら発表の時間となりました。自信を持って調べたことを発表出来ていました。全体的に普段と比べ楽しく集中してトレーニングが行えたと思います。
CIMG5650
今回講師を務めた先生も不慣れなスタッフであったので、今後のトレーニングの持ち方について課題も見えました。
これからもより質の高いICTトレーニングを行う事により、子ども達の「分かった!」を増やしていきたいと思います。
 
次回のブログもお楽しみに!!

三田市
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079-555-6161

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