"不適切な言動"が減り、"良い行動"が増えた!
Tさん(中学2年生)
お子さまの特性による困りごと
衝動性が強く、侮蔑的な表現を使ってしまうことで人を傷つけたり、場面を弁えずに不満を言うことで反感を買ってしまったりすることがありました。社会的に不適切とされる言動を思い付きでやってしまうことがあるものの、根は素直で親切心のあるお子さまです。
療育方針・支援方法
社会的に不適切とされる言動をとる背景に「人から認められた経験の乏しさ」があり、「注目を浴びたい・褒められたい」という気持ちを満たすために、良くない行動をとることがみられました。
そこで、良い行動をとることで認められる経験を増やすための機会を作りました。場面を盛り上げる・人に教えるなどの役割を担ってもらい、「○○をしてくれてすごく助かったよ。さすが!」と具体的に行動を褒めることで、適切な行動を定着させるための支援です。
不適切な言動があった場合には、なぜそのような言動をしたのかをお子さま本人に確認したうえで、代わりに取るべき行動をいくつか提示し「自分がやれそうなこと」を選んでもらって実践してもらうように促しました。特性によって衝動的な発言を止めることが難しい場合には、人がいないところで小さな声で言う・紙に書く等の代替案も提示しています。
自己肯定感を高めながら、適切な言動を増やし不適切な言動を減らしていくためのサポートを日々のトレーニング通して支援していきました。
成長の様子
徐々に不適切な言動が減っています。とっさに良くないことをしてしまったときには、すぐに反省をすることができるようになりました。
ストレスを感じるときに衝動性が強くなる傾向があるため、自分から先生に相談をしたり場所を移動したりするなど、イライラへの自己対処にも取り組めるようになったことも大きな成長ポイントです。
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