自分から相談できるようになった!
Aさん(高校3年生)
お子さまの特性による困りごと
困ったことがあったときでも、周りの人に助けを求めることが苦手で、その場で泣いてしまうことがありました。初めてチャレンジすることへの不安が強く、すごく真面目だからこそ、相手の期待に応えられないと、固まって何もできなくなってしまいます。「自立して働きたい」という気持ちが強いお子さまです。
療育方針・支援方法
困ったことが起こっても、自分の状況や気持ちを他者にどう伝えたらよいかが分からず、周りに助けを求められなくなってしまっていました。 まずは自信をつけてもらうために、取り組んでもらうことを細かいステップに分け、一つひとつ「できたこと」を褒めていくようにしました。 困ったときに泣いてしまっても、「そうやって困っていることを伝えられたことが、いいことだよ」というように前向きに受け止め、「できないこと=悪いこと」と思い込んでしまわないようにしていきました。 困っていそうな時には、スタッフ側から「いつでも質問をしてね」と声掛けをして、質問ができたときには、しっかりとほめることで、徐々に自ら質問ができるようになりました。
質問ができるようになったら、質問をするタイミングや相手に伝わりやすい説明の仕方をアドバイスし、質問や依頼のときのやり取りを練習しました。
成長の様子
困りごとがあった際には、一度自分で考えを整理してから、相手がわかりやすいよう具体的な相談や依頼をすることができるようになりました。急な予定変更や想定外の事態に対応することに苦手さがありましたが、その場面にあったときには、適切にスタッフに援助が求められるようになりました。
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