中野ルーム

かんしゃくがとまらない!こんな時どうする?

こんにちは!
東京都中野区の児童発達支援事業所「ハッピーテラスキッズ中野ルーム」です。

「急に大声で泣き出す」
「怒って物を投げる」
「言葉が通じない感じがする」

そんな“かんしゃく”に困った経験、ありませんか?

特に発達障害のあるお子さまにとって、かんしゃくは“わざと”や“甘え”ではなく、うまく気持ちを伝えられないことからくるSOSであることが多いのです。


● かんしゃくは「困っているサイン」

お子さまがかんしゃくを起こす背景には、こんな理由があります:

  • 自分の気持ちを言葉で伝えられない
  • 環境の変化や刺激が強すぎる
  • 思い通りにならずにフラストレーションが溜まった
  • 「やらなきゃ」が分かっていても、どうしてもできない

大人から見ると「どうしてこんなことで?」と思うような場面でも、子どもにとっては“大事件”。
だからこそ、**「落ち着くまで待つ」**ことがまず大切です。


● ハッピーテラスで実践している対応のポイント

安全を確保して、まずはそっと見守る
 →言葉が届かない状態のときは、無理に話しかけず、危険のない環境を整えましょう。

気持ちを代弁してあげる
 →「悔しかったんだね」「イヤだったね」と、子どもの気持ちに共感することで安心につながります。

気持ちが落ち着いてから対応する
 →冷静になってから「どうしたらよかったかな?」と一緒に考えることで、学びに変えることができます。

かんしゃくになる前のサインを見つける
 →顔がこわばる、体をもじもじさせるなどの“前ぶれ”に気づけると、予防的な対応がしやすくなります。


● 家庭でできるサポート

  • 「気持ち表(絵カードなど)」を使って気持ちを伝えやすくする
  • かんしゃく後に責めず、落ち着いてから共感と振り返りをする
  • 子どもが落ち着ける“安心スペース”をつくっておく

かんしゃくは、子どもなりの“気持ちのSOS”。
上手に言えない・表現できないことがあるからこそ、大人のあたたかいまなざしとサポートが必要です。

「困った行動」ではなく、「困っている気持ち」があることに目を向けると、関わり方もきっと変わっていきます。

少しずつ、お子さまとの関係に変化が生まれていきますように。
ハッピーテラスキッズ中野ルームも、応援しています!

ハッピーテラスでは個別トレーニング・小集団トレーニングをおこなっております。

ご希望の方、興味がある方その他、ささいな相談でも結構ですので、お気軽にご連絡ください。

今回もご覧いただき、ありがとうございました!

【ハッピーテラスキッズ中野ルーム】
メール:kids-nakano@happy-terrace.com
電話:03-5328-1810