
教室ブログ

【ことばの発達】「オウム返し」とは?2歳・3歳で言葉が遅いと感じたときの対応とは
こんにちは!
ハッピーテラスキッズ中野ルームです!今回は「オウム返し」について解説をいたします!
「2歳を過ぎたのに、質問に答えず“そのまま返してくる”」
「“ごはん食べる?”と聞いたら、“ごはん食べる?”とそのまま言うだけで、会話にならない…」
このような“オウム返し(反響言語)”に、不安や戸惑いを感じたことはありませんか?
実はこのオウム返し、言葉の発達においては自然な段階のひとつ。
特に、発達障害や言葉の発達に特性のあるお子さまでは、**「ことばを学ぶ大事な通過点」**として現れることがあります。
この記事では、「オウム返しとは何か?」から「通常発達との違い」「家庭でできる対応法」をお伝えします!
● お子さまの発達に関するご相談はお気軽に
🌼 ハッピーテラスキッズ中野ルームでは、発達特性に合わせた個別支援や、小集団のトレーニングもおこなっています。
📞【無料相談・見学予約はこちら】
→03-5328-1810
🏠 東京都中野区で児童発達支援をお探しの方に、安心してご利用いただける支援を心がけています。
オウム返しとは?反響言語ってなに?
「オウム返し」は、相手の言葉をそのまま繰り返す発話のことです。
たとえば、
- 親「おやつ食べたいの?」
- 子「おやつ食べたいの?」
このように、内容に答えるのではなく、そのまま音として返してくる状態を指します。
これは「反響言語(エコラリア)」と呼ばれ、特に2歳〜3歳前後のお子さまに多く見られます。

オウム返しは悪いこと?発達障害のある子に多い理由
実は、オウム返しはことばをインプットし、アウトプットに慣れるための練習です。
発達障害のあるお子さまでは、以下のような理由でオウム返しが強く・長く出ることがあります:
- 言葉の意味よりも「音」として記憶している
- 質問の意図が分からず、繰り返すことで時間をかせいでいる
- 正しい返し方を知らない・まだ身についていない
- 自閉スペクトラム症(ASD)の特性により、会話の型が学びにくい
ただしこれは「ダメなこと」ではありません。
ことばの獲得の入り口に立っている証拠です。
ご家庭でできる!オウム返しへの具体的な対応法
① 模範的な答え方を示す
「おやつ食べたいの?」と聞いてオウム返しがあったら、
「うん、おやつ食べたい、って言っていいんだよ」と自然に見せてあげましょう。
② 意味を読み取って代弁する
たとえば、子どもが「おやつ食べたいの?」とオウム返しした場合、
「そうだよね。おやつ、食べたいんだね」と、気持ちを“翻訳”して伝えるのがポイントです。
③ ゆっくり、短く話す
「○○したい?」「いる?」など、端的でシンプルな言葉の方が理解しやすくなります。
④ 責めない・比べない
他の子と比べて焦ったり、「なんでちゃんと答えられないの!」と叱ってしまうのはNG。
まずは、「ことばを使おうとしている」ことを認めてあげましょう。

中野区で発達支援を探している方へ
ハッピーテラスキッズ中野ルームでは、言語の発達がゆっくりなお子さまや、発達障害の傾向があるお子さまに対して、一人ひとりのペースに合わせた支援をおこなっています。
- ことばの発達に不安がある
- 保育園・幼稚園での様子が気になる
- どこに相談していいか分からない
そんなときは、どうぞお気軽にご連絡ください
● お子さまの発達に関するご相談はお気軽に
「言葉がなかなか出ない」「会話がかみ合わない気がする」など、発達や関わり方で気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
🌼 ハッピーテラスキッズ中野ルームでは、発達特性に合わせた個別支援や、小集団のトレーニングをおこなっております。
📞【無料相談・見学予約はこちら】
→03-5328-1810
🏠 東京都中野区で児童発達支援をお探しの方に、安心してご利用いただける支援を心がけています。

お子さまの課題や悩みごとを
相談してみませんか?
「できる!」を増やすプログラムの無料体験会を開催中。
資料請求のみのご希望も承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。


