「療育」とは、発達が気になるお子さまに対し、
障害やその特性に合わせたアプローチを
おこなうことで発達を促す支援のことです。
「発達支援」と言われることもあり、
障害やその傾向があるお子さまの将来の自立した生活と
社会参加を目指す取り組みです。
特性とは、「コミュニケーションが苦手」「じっとしているのが苦手」など障害による特徴のことです。同じ診断名でも、特性は十人十色。一人ひとりに合ったサポート方法を考えることが大切です。
療育がなぜ大切なのか、どのような効果があるのか。私たちが考える「療育」のメリットをご紹介します。
お子さまにとってのメリット
特性による困りごとに対処できる
お子さま本人が自分の特性との付き合い方を学べるようになります。困っているのは誰よりもお子さま本人です。
適切なサポートや配慮を受けながら、将来的な自立を目指していくことができます。
自己肯定感を守ることができる
療育を受けることで「できる」が増え、成功体験を積むことで自信が持てるようになります。
お子さまの自己肯定感を守ることで、二次障害や行動問題を防ぐことができます。
保護者の方にとってのメリット
子どもの特性を理解することができる
お子さまの特性を学ぶ機会が増え、適切な接し方や関わり方を知ることができます。
お子さまにとって一番の理解者となることで、健やかな成長を支えることができるようになります。
相談相手を見つけることができる
不安をひとりで抱え込まずに、療育のプロに相談することができます。
通所する保護者同士の情報交換は、お子さまにとっても保護者の方自身にとっても大きな安心材料になります。
障害の診断が出ていない場合でも、医師などから療育を受ける必要性が認められれば、障害福祉サービスの利用が可能です。詳しくは、
よくあるご質問|利用条件は?医師の診断や手帳は必要ですか?をご覧ください。