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心理の窓お役立ちコラム!@ハッピーテラスあざみ野教室
横浜市青葉区の放課後等デイサービス『ハッピーテラスあざみ野教室』より、
公認心理師の観点でお届けする発達支援コラムです。

日々の関わりや、こころの成長に寄り添うヒントをお届けします♪
まだ、生活能力・暮らす力①を読んでいない方は、
こちらの生活能力・暮らす力①もお読みください😊
生活能力・暮らす力とは②
安定した思春期・青年期を迎えるために、意識していきたいのが「基本的生活環境の見直し」です。生活習慣は「食事・運動・睡眠・衛生・嗜好品の摂取等、毎日の基本的な生活行動の中で、長い間繰り返しおこなわれるうちにそうする事が定着して形成された行動パターン」を言い、周囲の環境からの影響を受け変化していくとされています。特に、基本的な生活習慣は親の影響を最も受け、小児期に基本が身につけられるといわれています。この中で特に重要なのが「睡眠」。「睡眠」は生存と健康に必要とされ、通常は一日6時間~10時間の睡眠時間が必要とされています。体内時計であるサーカディアンリズム(概日リズム)は生体が自律的に刻む24時間の内因性周期と言われていますが、このリズムは睡眠と覚醒のリズムの他ホルモン分泌など、私たちの身体を調整する役割があります。時差ぼけや不規則な生活習慣が心身の不調(不眠症・うつ症状等)を招くのは、このサーカディアンリズムの乱れであるとも言われています。特に睡眠は、睡眠時間を多くとればよいのか?という事を思われがちですが、実は睡眠と覚醒をリズム良く安定させる事が大事であると言われます。朝、決まった時間に起き朝日を浴び活動することでセロトニンが分泌され、夜になるとセロトニンの代わりにメラトニンが分泌される事で睡眠を促してくれます。このメラトニンの分泌が多い程、深い睡眠を得られやすいとも言われています。発津障害のある人はこのメラトニンの分泌が生成しにくいのではと近年言われています。メラトニンの分泌を促す為にも、朝、リズム良く起き、午前中から朝日を浴び活動しセロトニンの分泌を促していく事が大事となります。ゲームなどの夜更かしは、リズムを乱し心身不調のリスクを高めていく事にもなります。「夜遅く寝たのでゆっくり寝かしておく」事が続くと、リズムが崩れてしまう事を意識していきましょう。これから夏休みの時期は、リズムが崩れやすくなる時期でもあります。今から既に夏休み明けのスムーズな移行に備え、体内時計・リーカディアンリズム、基本的生活習慣を意識していく事をお勧めします!
公認心理師の立場から、少しでもご家庭での関わりのヒントになれば嬉しいです✨
ハッピーテラスあざみ野教室では、横浜市青葉区で発達に特性のあるお子さま一人ひとりに合わせた療育支援をおこなっていています。
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