あざみ野教室

心理の窓お役立ちコラム!@ハッピーテラスあざみ野教室

横浜市青葉区の放課後等デイサービス
『ハッピーテラスあざみ野教室』より、
公認心理師の観点でお届けする発達支援コラムです。

日々の関わりや、こころの成長に寄り添うヒントをお届けします♪
まだ、生活能力・暮らす力①、②、③を読んでいない方は、
こちらの生活能力・暮らす力①生活能力・暮らす力②
生活能力・暮らす力③もお読みください😊

🧠感覚統合とは?子どもの発達を支える「前庭感覚」と「固有感覚」の重要性

私達が、身の回りのことなど生活していく上で、何気なく、その目的に対して身体を動かしていますが、その動かす際に必要となってくるのが「感覚」。感覚には、いわゆる五感と呼ばれるものがあり「嗅覚・味覚・視覚・聴覚・触覚」に分類される事はよく知られ、私達が自覚しやすい感覚ではあります。実は五感以外にも、私達にとって無意識ですが重要となっているのが「前庭感覚」と「固有感覚」です。身体の情報を伝える感覚として特に「前庭感覚」「固有感覚」そして五感は影響し合い、成長と共に、脳や感覚中枢と深く繋がっていくと言われています。

⚖️前庭感覚とは?バランスと姿勢を支える感覚

「前庭感覚」は目や頭、身体の動きの変化(傾き・重力等)を感じる感覚でバランスをうまく調整してくれる働きがあります。姿勢を保つためには、筋肉の緊張度を適切に調整する必要があり、前庭感覚がその調整を助けています。

💪固有感覚とは?身体の位置や力加減を脳に伝える感覚

「固有感覚」は前庭感覚と深い関りがあり、筋肉や腱・関節を使用している時に身体の位置や力の情報などを常に脳に伝え調整してくれる感覚です。伝えらえた脳は力加減を推測し重いものを持ち上げる際の運動を指令するなどの情報を伝えています。この固有感覚がある事で、運動したり身体をスムーズに行うことができるというわけです。例えば、重いものを持ち上げるときに、どれくらいの力が必要かを判断するのはこの感覚のおかげです。前庭感覚と密接に関係しており、スムーズな運動や動作の実現に欠かせません。

🧱感覚統合の「積み木モデル」:Ayresによる発達理論

アメリカの作業療法士であるエアーズ(Ayres,A.j)は感覚統合の発達を示す「積み木モデル」として、土台となる感覚(前庭・固有・触覚・聴覚・視覚)が、きちんと機能する事で、その上に運動能力や情緒、学習能力などが積み重なっていくという考え方です。

🚸感覚の偏りがもたらす発達への影響

土台となる感覚に偏りがある場合は、運動・情緒・学習等その後の発達にも影響してくるという事になります。

例えば、

  • 粗大運動・微細運動の不器用さ
  • 触覚過敏(洋服や物に触れることへの不快感)
  • ブランコなどへの重力不安
  • 空間認知の困難(図形模写や漢字書字)
  • 文字の読み取りの難しさ

など、さまざまな感覚統合上の問題が考えられます。

🏃‍♂️感覚統合を促すには?日常生活でできること

どうすればよいのか?答えは「感覚の働きの偏りを改善する事」「外界からの刺激を脳が適切に受け止めるようにしていく事」です。

感覚の偏りを改善するには、外界からの刺激を脳が適切に受け止められるようにすることが大切です。子どもが楽しみながら身体を動かすことが、感覚統合の発達につながります。

おすすめの活動:

  • テニスやボール投げ
  • 滑り台や自転車
  • 体操やヨガなどの全身運動

など家族で身体を動かす事を少し取り入れてみるのはいかがでしょう?

🏫ハッピーテラスあざみ野教室の取り組み:「トレキング」運動療育

ハッピーテラスあざみ野教室では、感覚統合を支援する運動療育「トレキング」を実施しています。床に映し出された映像に左右の脚で踏んでいくなど主に目と脚、いわゆる視覚運動の協応両側の協調性平衡性反応の促進リズム変換の企画力など、前庭・固有感覚等をうまく統合させていく事が指導の狙いとなっています。

 又、専門指導員による、視知覚聴覚認知等のプログラムなども個別対応し、感覚への働きかけをおこなっています。「こどもが喜ぶ感覚刺激によって、人とのかかわりを育てる」ハッピーテラスでは多角的な働きかけをする事で発達を促せるように支援しています。

「うちの子、もしかして…?」と何か気になる事がございましたら相談にいらっしゃいませんか?
一緒に手立てを考えていきたいと思います。

 

 

公認心理師の立場から、少しでもご家庭での関わりのヒントになれば嬉しいです✨

ハッピーテラスあざみ野教室では、横浜市青葉区で発達に特性のあるお子さま一人ひとりに合わせた療育支援をおこなっています。

 

見学や体験、ご相談等は、
電話(045-530-3617)や
メール(azamino@happy-terrace.com)に
いつでもお気軽にお問い合わせください!