教室ブログ
vineland-Ⅱ適応行動尺度のご案内
こんにちは、ハッピーテラス柏Ⅱ教室です。
2024年に入り、早くも1か月が経とうとしておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は、ハッピーテラス柏Ⅱ教室でもご希望された方に実施しております、社会生活能力を測定する検査、vineland-Ⅱについて、簡潔にご紹介します。
<検査>と、お聞きになると、多くの方は知能検査を思い浮かべる方が多いと思いますが、vineland-Ⅱは知能検査とは異なります。
知能検査は、知能(IQ)を測定しますが、vineland-Ⅱは、対象者の社会生活能力が、同じ年齢の人達と比較して、どれだけ適応的であるかを数値で知る事ができる検査となります。
vineland-Ⅱでは、適応行動を以下の4つの因子に分けて測定します。
1つ目は【コミュニケーション】
2つ目は【日常生活スキル】
3つ目は【社会性】
4つ目は【運動スキル】
これらの能力毎に数値化する事で、それを基に自身の得意・不得意などを知る事ができます。
また、数値化する事で、支援の指針を決定したり、現状の支援の見直しを図る上でも非常に役に立つ情報を得られる検査と言えます。
また、一般的に知能に関しては、人間は誰しも20歳頃をピークとして、以降は緩やかに低下していく傾向があるのですが、発達検査で取り扱う社会生活能力に関しては、取り組めば取り組んだだけ、能力が向上する上に、社会生活能力の向上は、自立した社会生活を営む力に直結しています。
そのため、早い段階から、自身の生活能力の強みと弱みを知った上で、生活能力の向上を目指していく事は、将来の自立した生活を考えていく上でも、非常に重要且つ効果的であると言えます。
更に、本検査は検査者と保護者(場合によってはお子様の事をよくご存知な養育者)とで、さながら面談のように、題材に沿ってお話をしながら実施する検査となっております。
そのため、お子様ご本人にご来所いただくことなく実施ができるため、知能検査よりもお気軽に受けていただきやすい検査と言えます。
尚、冒頭にも記載致しましたが、ハッピーテラス柏Ⅱ教室では、ご希望戴いた方に随時実施をしております。
また、検査結果をまとめる期間はかかってしまうのですが、書面を示してのフィードバックもしておりますので、ご興味のある方は教室スタッフまでお声掛けいただければと思います。
それではまた、次回のブログでお会いしましょう!
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