柏ルーム

 【発語の遅れ】年少児の言葉を引き出す家庭での遊びと関わり方

年少児になっても発語がないと不安な保護者様へ

3〜4歳(年少児)になっても、「ママ」「パパ」などの明確な発語がなく、指差しや身振りで気持ちを伝えようとするお子さまがいらっしゃいます。「周りの子どもはおしゃべりしているのに…」と不安を感じる保護者様も多いのではないでしょうか。

ハッピーテラスキッズ柏ルームでも、お子さまの言葉の遅れに関するご相談を多くいただきます。
今回は、年少児で発語がないお子さまの言葉の発達の目安と、ご家庭でできる「言葉を引き出す関わり方や遊び」について解説します。

そもそも言葉の発達の目安とは?発語が遅れる原因

発達のステップ

定型発達の場合、1歳前後で「マンマ」などの初語が出始め、2歳頃には「ワンワン、きた」などの二語文、3歳頃には日常会話のやり取りができるようになることが多いとされています。 しかし、子どもの成長や言葉の発達には個人差が大きく、発語の時期にも幅があります。

発語が遅れる理由と発達障害の関連

言葉の遅れの原因は様々です。単に言葉を溜め込んでいる時期である場合もあれば、聴覚の問題や、自閉症スペクトラム症(ASD)などの発達障害の特性が関係しているケースもあります。 ASDの特性があるお子さまの場合、他者への興味やコミュニケーションの意欲が向きにくく、言葉の理解や表出に遅れが見られることがあります。また、言葉を話すために必要な口や舌の機能のコントロールが苦手な場合もあります。

ハッピーテラスキッズ柏ルームの支援事例:音を出す楽しさを知る

当事業所(ハッピーテラスキッズ柏ルーム)に通う年少児の男の子(ASDの特性あり)の事例をご紹介します。 最初は明確な発語がなく、絵カードや指差しで要求を伝えることが多い状態でした。しかし、身体を動かしている時には自然と声を出すことが多いという特徴がありました。

そこで、レッスンでは「意識的に声や音を出すことを楽しむ」という目標を立て、指導員が一緒にお子さまの出した声を真似する遊びを取り入れました。 すると、お子さまは「自分が声を出すと、相手も同じ声を出してくれる」というやり取りの楽しさに気づき、声を出した後に指導員の目を期待して見るようになりました。
徐々に「よーい、どん!」といった掛け合いを通じたコミュニケーションが増え、発語に繋がる土台を築くことができています。

ご家庭でできる関わり方とおすすめの遊び3選

言葉を引き出すためには、まず「コミュニケーションって楽しい!」とお子さまに感じてもらうことが大切です。ご家庭で簡単に取り入れられる遊びと関わり方のポイントをご紹介します。

1. ふれあい遊びで「音を出す楽しさ」を共有する

くすぐり遊びや「たかいたかい」など、お子さまが声を出して笑うようなふれあい遊びがおすすめです。お子さまが「あー」と声を出したら、保護者様も「あー」と同じ声で返してあげましょう。声によるキャッチボールが、言葉のやり取りの第一歩となります。

2. 「よーい、どん!」など期待感を持たせる遊び

ブランコや滑り台、ミニカーを走らせる時などに、「よーい……どん!」と声をかけます。「どん!」のタイミングでお子さまが声を出したり、保護者様の顔を見たりするのを待つ間(ま)を作ることがポイントです。期待して相手を見る行動(アイコンタクト)は、コミュニケーションの重要な基礎となります。

3. 絵本の読み聞かせとやり取り


絵本を読みながら、「ワンワンだね」「ブーブーだね」とわかりやすい言葉(オノマトペ)を添えてあげましょう。無理に言葉を言わせようとするのではなく、お子さまが指差しをしたものに対して「そうだね、りんごだね」と代弁してあげることが、言葉の理解を促します。

まとめ:焦らずにお子さまのペースに合わせたサポートを

年少児で発語がなくても、お子さまは周囲の言葉を少しずつ吸収し、成長しています。言葉を話す前の「声を出す」「目を合わせる」「指差しをする」といったコミュニケーションの土台を、遊びの中で楽しく育んでいくようサポートします。

【一人で悩まず、まずはご相談ください】

ハッピーテラスキッズ柏ルームでは、保護者の方とともに目標設定をおこない、お子さまにとって最適な進路を一緒に考えていきます。「言葉の遅れが気になる」「どのように関わればいいかわからない」などのお悩みがあれば、早期に専門の支援機関を頼ることは、お子さまの可能性を最大限に引き出す大切な第一歩です。

児童発達支援「ハッピーテラスキッズ」では、療育の専門指導員がお子さま一人ひとりの特性をしっかりと理解し、小さな「できた!」を積み重ねる(スモールステップ)療育サービスを提供しています。

柏市在住の方はもちろん、周辺の以下のエリアにお住まいの方もご利用いただけます。

  • 千葉県: 松戸市・流山市・我孫子市・印西市・鎌ヶ谷市・白井市・野田市
  • 茨城県: 取手市・守谷市

「うちの子、少し気になるかも…」「どこに相談したらいいかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談くださいね。