教室ブログ
運動が苦手なお子様について
こんにちはハッピーテラス中野教室です!
さて、突然ですが、鉄棒や縄跳び、スキップやマット運動などの粗大運動や、お絵描き、ハサミ、折り紙などの巧緻運動が苦手なお子様がいらっしゃるかと思います。大人でも苦手な方もいらっしゃいますが、これらの動きには、さまざまな力が必要となります。
上記の運動を突然やることになってもすぐに習得することは非常に難しいと思います。どんな力がついたら、上記の運動ができるようになるのか、本日は、運動をする上での必要な基本的な力についてご紹介します。
〇関節可動域
→関節の動く範囲が十分にありますか?
年齢に応じて動かせる範囲も変わってきますが、ダンスが好きなお子様がいらっしゃれば、大人と一緒に身体を動かしながら楽しく腕や足を動かし、関節を動かす時間を作ってもいいかもしれないですね。
〇ボディイメージ(触覚/固有感覚/前庭感覚)
→自分の身体の感覚が分かっていますか?
運動をおこなう際に、自分の体をどのように動かせばよいのか、自分の体をイメージすることに苦手さがあるかもしれません。日常生活の中では中々意識されることがないですが、お風呂で自身の体を洗ったり、複雑なジャングルジムで遊ぶ中でも養われます。ボディイメージについては、今後どこかのブログでご紹介いたします。
〇分離、協調運動(身体の一部分を動かす/交互運動、運動のスムーズな切り替え)
→体を細かくスムーズに動かすことはできますか?
ここに苦手さがあるお子様が多いかもしれません。まずは、お子さまの好きな運動を連続しておこなえるようにアプローチできると良いかもしれないですね。ジャンプの好きなお子様であれば、連続の輪にケンケンや両足でジャンプをする遊びもいいかもしれないですね。
〇筋力
→運動に必要な筋力がついていますか?
〇バランス反応(静止立位、ステップ反応【転びそうになった時に咄嗟に足を踏み出さして転ばないようにする】、片足立位)
→身体の重心軸がしっかりとしていますか?
一本橋のような遊具を渡る際には、バランスが崩れそうになった際に自然と中央に戻ろうとする力が働いています。ここに苦手さのあるお子様は、一本橋でも落ちやすいお子様が多くいらっしゃいます。不安定な足場に乗っているお子様とその足場から落ちないように耐えるゲームや片足立ちでどちらが耐えられるかの勝負は楽しみながらおこなえる遊びかもしれないですね。
ここまでが、基本となります。
上記に苦手さがあると、運動遂行に難しさが見られてきます。いきなり鉄棒や縄跳びをおこなうのではなく、上記のどこに苦手さがあるのか把握をし、その部分を伸ばすアプローチをおすすめします。ハッピーテラスでは、スモールステップを踏みながら、「楽しく」活動をおこなう中で、できることをひとつずつ増やす活動を取り入れております。
次回は、上記の基礎部分が培われた後に必要な能力についてご紹介しますね。
ハッピーテラス中野教室では、さまざまなお子さまへの支援をおこなっています。
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