こんにちは！

ハッピーテラス中野教室です。

ゴールデンウィークが終わり、学校に行くのが億劫になり、気持ちの落ち込みが見られる様子が見受けられるお子様がいらっしゃいます。「5月病」と聞くと、大人がなるイメージが強いですが、子どもにも5月病はあるのでしょうか？

子どもの5月病って？

4月から新しい環境になり、スムーズにスタートができたお子様も5月のゴールデンウィーク終わりからなんだか気持ちが落ち込んだり、憂鬱な気分、イライラ、落ち着かない、疲労感が強くみられることがあります。これらを一般的に「5月病」と呼びます（医学的な診断名ではありません）。

子どもの5月病の症状は？

大人の五月病と似た症状が見られます。（症状は人それぞれです）

• やる気がない
• 元気がない 憂鬱な気分
• イライラしやすい 不安がる
• 落ち着かない
• 食欲不振
• 腹痛、頭痛などの体調不良を訴える
• 家に引きこもりがちになる
• 親に甘える、わがままを言う　　　

なんだかいつもと違う様子が見られた際には、保護者がいつもより注意深くお子様を観察して様子を見るようにしてください。

原因と考えられること

・新しい環境への適応疲れ: 新しいクラス、先生、友達、学習内容など、4月からの変化に心身が疲弊しているのかもしれません。特に、環境の変化に敏感なお子様は負担を大きく感じているはずです。

・ 緊張の持続: 新しい環境で「頑張らなくては！」という緊張感が続き、心身がリラックスできない状態かもしれません。頑張っている証拠でもあるので、ご家庭ではゆっくりできる時間をつくるようにしていただけるとよいかと思います。

・ゴールデンウィーク後の生活リズムの乱れ: 長期休暇で生活リズムが崩れ、学校生活への切り替えがうまくいっていないのかもしれません。規則正しい食生活、睡眠を心がけるようにしましょう。

・気候の変化: 5月は気温の変化が大きいため、体調を崩しやすいです。朝と夜の寒暖差も大きいので、体温調節を気にかけるようにしてみましょう。

お子様への対応はどうすればいい？

普段との違いに保護者様も戸惑うことがあるかもしれません。どんな対応をすればよいのか何点かご紹介いたします。

話を聞く時間を設ける

子どもの気持ちに寄り添い、じっくりと話を聞いてあげてください。些細なことでもできたこと、頑張れていることを肯定するような声掛けをしましょう。お子様も少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

無理強いしない

学校や習い事を無理に促さず、子どものペースに合わせて休ませることも大切です。休みが長くなると保護者様も心配になるかもしれません。 ただお子様の気持ちが疲弊し、ヘルプを出している段階なので、今は休養が一番必要なのかもしれません。もし困ったときにはご家族だけで悩まずに学校や私たちのような放課後等デイサービスなどにぜひご相談ください。

栄養バランスの取れた食事を心がける

普段気にかけていただいているかと思いますが、体力回復のために、栄養のある食事を提供していきたいですね。野菜や果物からビタミン・ミネラルを摂り、体のエネルギーとなる炭水化物やタンパク質もしっかり摂れるとよいでしょう。健康的な体を作っていきたいですね。

安心できる言葉をかけ、スキンシップを図る

「大丈夫だよ」「ゆっくり休んでいいよ」など、安心感を与える言葉をかけてあげてください。一緒に遊んだり何かに取り組むこともスキンシップになります。

生活習慣を整える

気持ちが落ち込むと中々寝付けず、夜起きていてしまう、朝起きるのが辛く遅くなり、生活リズムの乱れがあるときは、まずそのリズムや習慣を整えましょう。十分な睡眠時間の確保は非常に大事です。ごはんの時間を規則正しくし、お風呂に入る時間を早めたり、夜は明かりを暗めにしたり、リラックスできる音楽を流すなどして、早めに就寝できる習慣をつけていきましょう。

学校の先生に伝える

子どもに5月病のような症状が見られたら、学校の先生にも連携をとっていきましょう。先生たちも気にかけてくださいますし、学校の様子を知れると家庭での対応もしやすくなります。家庭だけで抱えず、いろいろな人の力を借りてくださいね。

以上となります。

大人も環境の変化で疲れやすい時期となりますので、まずは保護者の方も無理無理せず、見られたヘルプサインを見逃さないようにしていきましょう★

ハッピーテラス中野教室では、さまざまなお子さまへの支援をおこなっています。
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今回もご覧いただき、ありがとうございました！