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心理の窓お役立ちコラム!「基本的生活動作の見直し②」@ハッピーテラスあざみ野教室
横浜市青葉区の放課後等デイサービス
『ハッピーテラスあざみ野教室』より、
公認心理師の観点でお届けする発達支援コラムです。

日々の関わりや、こころの成長に寄り添うヒントをお届けします♪
まだ、生活能力・暮らす力①、②を読んでいない方は、
こちらの生活能力・暮らす力①、
生活能力・暮らす力②もお読みください😊
◎基本的生活動作の見直し②
「基本的生活習慣の見直し①」では、トイレ使用時の質を上げていく事の必要性をお伝え致しましたが、今回は、トイレ使用時のチェックポイントやマナーとして具体的に確認していきたいと思います。まずは、幼児では座位の姿勢で排尿が出来ている場合は、立位へ移行する時期であると考えます。小学生以降はチャックからの排尿を目標としていきます。
では、まず立位時の排尿の一連の流れとして、ズボンやパンツを下げない方法を言語化すると
① ズボンのチャックやパンツから陰部を出す
② お尻を前に突き出す
③ 両手で陰部やその脇を押さえる
④ ポイントを定め排尿する
⑤ 陰部を振ってズボンなどの衣類や周りの床等が濡れないようにする
⑥ パンツにしまいズボンのチャックを閉じる
⑦ 水を流す
などとなります。
・考察:具体的に考える
①では、例えば、利き手の指で摘まんで引っ張る為、補助手の指で、布を押さえる役目があり、これらの利き手・補助手の確立や協応動作、手先の巧緻性が関係してきます。もし、出しにくいような事が見られれば、まずは、出し口の布を少し大きめにカットし出しやすいように作り直す事も独力でできるようになるための手立てとなります。他に日頃から指先を使用する手伝いを取り入れるなど、直接的に関係ないように感じますが、指先の巧緻性を促すことを取り入れ、間接的に繋げていくことも大事な視点となります。
②では、立位時の行為として大事なポイントとなります。突き出さずにおこなうと、真下やズボンなどに垂れ、汚してしまうことがあります。又、腰を前に出す動作は、腹圧をかける動作をサポートしてくれますので、結果的に排尿しやすくなります。立ち位置や姿勢は、同性の兄や父親、先生などに一度確認してもらうと良いでしょう。
③④では、成人男性では陰部の脇を押さえる方も多いと思いますが、陰部そのものを持っても、脇を押さえても、まずは、飛ばす方向を調整することを意識させていくことが大事であると考えます。方向が定まらず、飛び散ってしまう場合は、例えば、便器に慣れるまでマークシールなどを付けると分かりやすいと思います。市販でも濡れると絵が出るなどの商品もありますので、低学年から楽しみながら意識させていくと良いでしょう。又、立つ場所なども、足形や四角(□)で囲むなど、視覚的手がかりを用いることでも分かりやすいと思います。
⑤の排尿後では、雫をきることは衣類や床に垂らさないようにすること以外にも、中に尿が残らないようにすることも重要で、陰部の湿った状態が続くと恥垢が溜まりやすく炎症に繋がってしまうリスクがあると言われていますので、清潔に保つことを伝え意識させていきましょう。
⑥雫をきった後は、チャックを閉じるのも忘れないように確認していきます。
⑦は、トイレを使用する上でのマナー・気遣いにも関連します。
清潔に且つ、適切なトイレの使用の仕方を確認しながら伝えていくことで、成人期になった時に、周りから白い目で見られることなく安心して過ごせると思います。
次回は、さらなるトイレのマナー・気遣いなどを含めた内容でお伝えできればと思います。
ハッピーテラスあざみ野教室は、横浜市青葉区で 発達に特性のあるお子さま一人ひとりに合わせた療育支援をおこなっています。保護者様の小さなお悩みにも専門家の立場からお答えいたします。いつでもお問い合わせください。

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