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療育とは?受けるべきか悩んでいる保護者の方へ

更新日

療育施設の選び方は?

療育施設にはさまざまな種類があり、同じサービスであってもおこなわれる支援や提供されるプログラムは多種多様です。今回は、発達に課題のあるお子さまを対象とした療育施設選びのポイントを紹介します。

行政の窓口などの公的な機関では、特定の施設をおすすめすることができないケースが多いため、どの施設に通うかを決めるのは保護者の方の判断になることが多いです。

①子どもに合っているか

  支援内容・プログラムとお子さまの相性

お子さまの特性(障害や発達の状況)とニーズに合っているかがポイントです。
どんなことをするの?種類はある?でお伝えしたとおり、施設によって提供している支援やプログラムの内容が異なります。

さらに施設ごとに特徴や強みがあり、「コミュニケーションスキルの向上に注力」「学習支援に特化」「プログラミングを学べる」「運動療育が中心」などさまざまあります。
お子さまの課題や、保護者の方の「長所を伸ばしてあげたい/○○ができるようになってほしい」といった要望に合ったプログラムがあるかどうかを確認しましょう。

  施設の雰囲気・支援スタッフとお子さまの相性

施設を見学してみて、プログラムに参加する他のお子さまや、スタッフの子どもへの対応の様子を見るようにしましょう。
施設内がきれいに片付けられているか、スタッフの受け答えがしっかりしているか等もチェックポイントです。

支援スタッフとお子さまの相性も重要です。いわゆるフィーリングですが、実際に体験会などを通じてお子さまと接する様子を見るようにしましょう。お子さまにとって「行きたい場所」となりそうか、保護者の方にとって「安心・信頼できる場所」となりそうかどうかが見極めるポイントです。

体験会に参加して療育を体験している子供と、その様子を見る親子

②支援方針への納得度

  支援に対する考え方

お子さまの支援に対するスタンスも施設によってさまざまです。「お子さま一人ひとりに寄り添う」「集団生活に慣れさせる」「長所を伸ばす」などがあります。
多くの場合は「支援方針」を掲げており、その方針に従って支援やプログラムが設計されていることがあります。保護者の方の考えに合いそうか、共感できそうか確認してみましょう。

  サポート内容

先述した「支援方法・プログラム」はもちろん、保護者の方のサポート(家庭での困りごとなどの相談対応、支援状況の共有など)をおこなっているか、地域連携(保育園・学校・医療機関などと施設で情報連携をするなど)をおこなっているかもポイントです。

「得意なことを褒めて伸ばします!」と説明するスタッフと説明を聞く母親

③その他確認すべきこと

  サービスの利用形態・時間

未就学児のお子さまの場合には、施設によって形態が分かれており、大きく「保護者の方が同行」と「お子さまだけを預ける(預かり型)」があり、さらにサービスの提供時間(1回あたりの利用可能時間、営業時間など)も異なりますので、事前に確認するのがおすすめです。

一方で、就学児のお子さまの場合は、原則「学校のあと、もしくは学校の休校日」が利用時間になり、保護者の方は支援に同席しないことが一般的です。

  通所のしやすさ

施設のへのアクセスのよさ、送迎の有無もポイントです。
未就学児のお子さまの場合には、保護者の方が送り迎えをすることが多いですが、就学児のお子さまの場合には、訓練を兼ねて「一人で通所する(練習をする)」ケースもあります。
いずれの場合でも、ご自宅からの通いやすさは重視すべきポイントです。

これらのポイントを確認するためにも、実際に利用体験をしてみるのがおすすめです。
ハッピーテラスでは、無料体験会を随時開催しております。

事業所に通所する親子と挨拶をする支援員

療育を受けるまでの流れは?費用は?

「療育に興味がある・話を聞いてみたい」という場合は、まずはお住まいの自治体の児童相談所や発達支援センターなど、行政の窓口に相談してみましょう。
療育施設だけではなく、発達検査をおこなっている医療機関等を紹介してもらうことができます。
もちろん、お住まいの近くの療育施設に直接問い合わせをすることも可能です。

ハッピーテラスでは、「利用対象となるか分からない・診断や検査を受けていない」という場合でも相談を承っています。
お気軽にフリーダイヤル(0120-115-423)またはフォームよりお問い合わせください。

今回は、以下のケースに沿って、療育を受けるまでの流れについて紹介します。

  • 発達が気になるが、まだ検査はしていない
  • 「児童発達支援」の利用を検討している

気になる費用についても簡単に説明いたします。

療育を利用するまでの流れ

療育をスタートするまでの流れについて簡単に説明します。

  1. 行政の窓口(障害福祉窓口や児童相談所等)に利用相談をする
  2. 利用する施設を検討する
  3. 施設の見学・体験をする
  4. 受給者証の申請をする
  5. 施設と契約を結ぶ

詳しく知りたい方は、ご利用について|ご利用までの流れをご覧ください。

利用契約をする両親と書類の説明をする支援員

費用

3歳(年少の学年)~就学以前のお子さまは、自己負担はありません
0歳から2歳(年少未満)のお子さまと6歳から19歳まで(小学生・中学生・高校生)のお子さまは、9割が国と自治体負担、1割が自己負担になります。
さらに世帯の所得に応じて、「負担上限月額区分」が設定されており、1か月の利用日数に関わらず、それ以上の負担は生じません。

負担額一覧

※収入が概ね890万円以下の世帯が対象です。
【補足】
・世帯とは「保護者の属する住民基本台帳での世帯」です。
・1回あたりの利用料金は、おおよそ10,000円前後です。自己負担は1割のため、1,000円前後でご利用いただけます。

「療育」は本当に必要?

「療育は意味がない・効果がない」と考えている保護者の方も少なくないのが現状です。
その原因として考えられることとして、「お子さまに合った支援がされていない」ケースがあります。それ以外に考えられることとして特に多いのが以下の2つです。

  • 短期間での効果や成果を求めているため
  • 定型発達に近づくこと特性を失くすことを期待しているため

お子さま一人ひとりの発達のスピードがそれぞれであるため、療育の効果が見られるタイミングはお子さまによってそれぞれです。効果が目に見えない場合にも、実際にはゆっくりと少しずつ成長していることは少なくありません。短期間で大きな変化をもたらすことは難しく、お子さまに合わせてスモールステップで支援をおこなうことが多いです。
また、「療育を受ければ障害が軽くなる」と考えている方もいらっしゃいますが、療育は、お子さまの社会的な自立に向けた支援をおこなうことが目的であり、定型発達のお子さまに近づけることを目指すものではありません。

焦らずじっくりと向き合うことが大切ですが、療育を始めたのに成長が見られないときに不安を感じるものです。ハッピーテラスでは、お子さまの小さな成功体験を細かに保護者の方に共有することを心がけています。

子どものトレーニングの振り返りをするスタッフと内容を聞く親

また、必ずしも発達に課題のあるお子さますべてに療育が必要だとは考えていません。お子さまの状況によっては、療育を利用しない・卒業することも選択肢の一つだと考えています。
療育に対して前向きになり切れなくても、お子さまの発達に課題を感じているようであれば、ぜひ一度ハッピーテラスにご相談ください。

児童発達支援「ハッピーテラスキッズ」放課後等デイサービス「ハッピーテラス」は、お子さまの「できる!」を増やし、自己肯定感を高めながら、「苦手」との付き合い方を学んでいくサポートをおこなっています。

フリーダイヤル(0120-115-423)またはフォームよりお気軽にお問い合わせください。


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